機動戦士ガンダムの公式ホームページに掲載されたポスターがかっこ良かった。
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『機動戦士ガンダムⅡ:哀・戦士』『同Ⅲ:めぐりあい宇宙』
年始にテレビ埼玉で放映された、『機動戦士ガンダムⅡ:哀・戦士』『機動戦士ガンダムⅢ:めぐりあい宇宙』を続けて観た。
ハードディスクの容量が少なくなってきたので、消化するつもりで観たのだが、十分に楽しむことができた。解説の中で土田晃之さんが「年代によって見方が変わる」と話していたが、確かに小学2・3年生くらいに夕方の再放送で見ていた印象とは大きく異にする内容であった。
私自身も、小学校の頃はプラモデルや消しゴムといったモビルスーツの造形にしか関心が向かなかった。しかしそれから30年経って見ると、「ニュータイプ」と呼ばれる革新的な人類の誕生を肯定的に認めようとする側と戦略的に利用しようとする側の対立や、独善的な国家運営の覇権を巡る醜い争いなどが丁寧に描かれており、現在の小説や映画のモチーフと比べても決して見劣りのしない内容であった。
第2部、第3部では、地球連邦軍の宇宙戦艦ホワイトベースの活躍が目立った。小学校の3年生ぐらいだったか、ガンダムの人気キャラクターのプラモデルがあたる夜店の露天のくじ引きで、「ゲルググやズゴックが当たれ!」と念じながら紐を引っ張ると、ホワイトベースでがっかりした思い出がある。
『サウンド・オブ・ミュージック』
大分前に地上波で放映された、ロバート・ワイズ監督『サウンド・オブ・ミュージック』(1965 米)を観た。
高校生の頃だったかにテレビで観た記憶があるが、高原をバックにした家庭教師と子どもたちの楽しい合唱の場面の印象があまりに強くて、ドレミの歌やエーデルワイスの奇麗な歌が流れるミュージカル映画とばっかり思っていた。
しかし、今回池上彰さんの解説を聞いてから観たのだが、前半は家族の愛の物語、後半は一転してナチスに音楽で抵抗する家族の姿が浮かび上がってきた。「トラップ大佐家族=正義、ナチス=悪」という、いかにもアメリカ人が好きそうな図式に則った映画なのだが、主役のマリアを演じたジュリー・アンドリュースの演技に最後までひき込まれてしまった。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
幸手のシネプレックスへ、庵野秀明総監督『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012 T-JOY)を観に行った。
あまりの展開の早さに話がよく飲み込めず、家に帰ってからWikipideaで内容を確認して、やっとこさ整理することができた次第である。冒頭で初号機が救出されたことや、ネルフの現状など、後から辻褄を合わせて飲み込むことができた。
上映に先立って特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』が放映された。『風の谷のナウシカ』の巨神兵というよりもヱヴァンゲリヲン初号機のような出で立ちで、世界の破壊の使者なのか、創造主なのか、渾然とした内容であった。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=mlnAYQ1R_5k[/youtube]











