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『エルム街の悪夢』

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地上波で放映された、サミュエル・ベイヤー監督『エルム街の悪夢』(2010 米)を観た。
極めてオーソドックスな筋の通ったホラー映画となっている。丁寧に作られており、飽きることなく、最後まで楽しむことができた。

『奇跡のリンゴ』

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ワーナーマイカルへ、阿部サダヲ・菅野美穂主演『奇跡のリンゴ』(2013 東宝)を観に行った。
最初はコミカルな「失敗−苦労−成功ー感動」映画なのかと思っていたが、中盤からグイグイと主演の二人の名演技に引き込まれていった。
前半のお見合いや結婚式、新婚当初の様子はちょっと年齢のいった主演の二人にはちょっと厳しいのではと思いながら見始めた。しかし、後半に入り、子ども三人の父母として年齢相応の役になった途端に、突然輝きが放たれたように感じた。おそらくは30代後半の役柄なのであろうが、
映画を観ながら、10年近く前に妻と二人で見た菅野美穂さん主演の『Dolls』という不思議な映画を思い出した。そのときの記憶と画面の光景が入り交じって、菅野美穂さんと私の妻とは月とスッポンであるが、同じ三人の母親でもある自分の妻を見ているような気がしてくるような不思議な気がした。
やはりスクリーンに向き合うと同時に、自分の来し方行く末と向き合える映画館はいい。

『麒麟の翼』

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地上波で放映された、阿部寛主演『麒麟の翼』(2012 東宝)を観た。
カットされた部分も少なく、最後まで楽しむことができた。テンポよく進んでいく反面、犯人の苦しみや被害者の思いなど、内面部分までトントン拍子で進んでいってしまうので、多少の物足りなさを感じた。主演の阿部寛さんの深い目線が良かった。

『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』

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上の子と真ん中の子を連れて、イオン春日部のワーナーマイカルで、『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(2013 東宝)を観た。
昨日から蕁麻疹で体調が悪く、ふらふらな状態での鑑賞となった。
映画館での鑑賞は初めのことだったが、いつも通りのギャグと分かりやすい結末で、安心して楽しむことができた。春日部駅からバスを乗り間違えたことから物語は始まっていくのだが、バス停のある西口の風景は本物そっくりであった。『しんちゃん』映画は、ふとしたことで日常を抜け出して非日常世界に迷い込み、ドタバタを経て、また家族で過ごす日常に帰っていくというパターンなのだが、春日部市民にとっては、より日常から非日常への旅路をリアルに感じたのではないだろうか。

『トゥモローワールド』

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地上波で放映された、アルフォンソ・キュアロン監督・脚本『トゥモローワールド(原題: Children of Men)』(2006 英・米)を観た。
世界のほとんどの主要都市が崩壊し、不妊症が蔓延した2027年のイギリスが舞台である。そこで奇跡的に18年ぶりに生まれた移民の子を、政府の横暴やテロリスト集団から救い出すというアクション映画である。原作小説の世界に忠実に作ったためであろうか、映画だと流れが性急すぎて話についていけなかった。ただし、後半のテロと軍隊との銃撃戦はこの手の映画にはないほど迫真に迫るリアルなものであった。