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「論壇時評」

本日の東京新聞夕刊の「論壇時評」というコラムで、宮崎哲弥氏が小泉政治の対抗軸についての展望について言及している。宮崎氏は、小泉型「構造改革」政治、「新しい自民党」路線に対するオルタナーティブ(もう一つ別の政治路線)の一つとして、道場氏の提案するネットワークやコミュニティなどを重視した「下から」の公共性の醸成に可能性を見出している。(以下転載)

例えば、社会運動史家の道場親信氏は「『国家の言うままにならないという記憶』(鶴見俊輔)を分かちもつコミュニティ」の探求あるいは模索のなかから、ネオリベラリズム的「改革」への対抗理念を掴み出す可能性に賭けている(「〈戦後〉そして歴史に向き合うことの意味は何か」『論座』)。

その具体的な戦略とは、例えば政府や地方自治体に対する「『コミュニティ』再建のための費用負担要求、『公民』としての権利要求」であり、道場氏はそうしたムーブメントがやがて「国家を揺さぶる力」になり、「新たな『連帯』の『伝統』を作り出す」ことを期している(「『戦後』と『戦中』の闇」『現代思想』12月号)。

昨日の東京新聞夕刊

昨日の東京新聞夕刊に、自衛隊イラク派遣反対のビラを配るために、東京都立川市の防衛庁舎に無断で立ち入ったとして住居侵入罪に問われた市民団体のメンバーが東京高裁にて逆転有罪判決を受けたとの記事が載っていた。防衛庁職員の身体やプライバシーに何らの危害を加えることなく、単に自衛隊派遣反対の意思を表明しただけで罰せられるという恐ろしい事件である。被告らは最高裁へ上告したそうだが、住居侵入罪という微罪ではなく、後々の民主主義を守るために、表現の自由という観点から、論議が展開されるべきである。

詳細は立川反戦ビラ弾圧事件のホームページへ。

静岡大学助教授の笹沼弘志氏は、今日の東京新聞朝刊で、「判決では『他人(自衛官)の権利侵害』の中身を『イラクへの派遣命令の拒否を促す』ビラの内容としている。肝心なことは侵害の中身が自衛官のプライバシーなどではなく、ビラで揺れる自衛官の士気という国家機能という点だ。結局、政治的言論だから機制すべきだという判断だ」と述べ、そして、「ビラは言論の基本だ。それを配る自由抜きに民主主義は成り立たない」と、一昔前ならばタカ派の政治家にとっても当たり前の条理を述べている。

さらに、評論家平岡正明氏は、本日の東京新聞夕刊で、自身が青春時代を過ごした1960年代と現在を比較して次のように述べている。

いつからこんな窮屈な時代になったんだろう。いかがわしく猥雑なものがはらむ思想の可能性、正しいかどうかより面白いかどうかの方法を僕らは追い続けてきた。でも、現代はそれが通じません。民主主義のルールで言論統制こそしませんが、犯罪や暴動の意味とはなどと言うと、必ずその後で口ごもらざるをえなくさせる気分のファシズムが社会を覆っている。いかがわしさの封じ込めが正常化と思われているわけですが、実はそれは社会の弾力が弱まり、個性や想像力が単純になっていることでしょう。禍々しさや異論の余地のない、誰でも肯定するようなお手軽な考えを、僕は思想とは思わない。

戦争は遠い海外からやってくるのではなく、私たちの日常生活の足下から生まれてくるのである。そのことを忘れてはならないだろう。

本日の東京新聞

本日の東京新聞のスポーツ欄の中で、元横綱・千代の富士のコラムに次の文章が載っていた。

朝青龍は、千秋楽も危なげなく勝って、年間最多勝記録を84に伸ばした。1年間で負けたのが、たったの6番。この記録はおそらくこれからも破られることはあるまい。私も年間最多勝をとっているが、確か80勝だったと記憶している。いまと状況が違い、周囲の横綱、大関は強者ばかり。苦労に苦労を重ねての記録だっただけに、すごくうれしかったことを覚えている。それより4勝も多い記録には完全に脱帽だ。周囲を見渡しても、敵らしい敵は見あたらない。強いてあげれば、これから力をつけてきそうな琴欧州ぐらい。

どう読んでも、強者の少ない中で連勝を重ねる朝青龍よりも、ライバルがひしめき合う中で最多勝を獲得した私(千代の富士)の方が記録としては素晴らしいのだということをアピールしているとしか読み取れない。編集サイドでもう少し文章を整理することができなかったのだろうか。

闘道館

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東京新聞記事
水道橋駅南には格闘技関連の店がいっぱい。中でも闘道館=電03 (3512) 2081=は書籍と雑誌に強い店だ。「最近、力道山の写真が豊富に使われた昭和三十年代のプロレスかるたを入手した」と泉高志館長が興奮気味に話してくれた。
(左似顔絵)

本日の東京新聞の後楽園周辺を紹介した記事に、私の大学時代の友人が経営する格闘技グッズを扱う「闘道館」が紹介されていた。「ニッチ」をうまく嗅ぎ分ける商才があったのか、格闘技ブームにうまくのり、経営も順調なようだ。格闘技に興味がある人は、是非立ち寄ってみてください!

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だらだらテレビ、だらだら新聞

今日は暑かった。(^_^ゞ  (^_^ゞ
だらだらと汗を流しながら、一日中だらだらテレビを見、東京新聞をだらだらと読んでいた。
テレビでは朝からずっと郵政民営化法案の参院本会議解決の行方を追っていた。やれ参院で自民党から18人の造反議員が出たら否決だの、衆院解散だの政治ゲームがかまびすしいが、肝心の郵政法案の中身はテレビも新聞も報じない。要は公務員の地位にしがみつきたい郵政公社の職員と、その集票機能に頼る族議員の抵抗なのだろうが、一体何を争点に争っているのだろうか。国民不在の永田町政治と揶揄されても仕方ないであろう。

また、夕方のテレビでスペースシャトル「ディスカバリー」で宇宙へ行った野口聡一さんの活動が紹介されたが、一体彼を含めスペースシャトルは何を目的として打ち上げられたのだろうか。船外の外れかけた耐熱カバーの修理の模様がテレビで中継されていた。まさか機体の修理をするために打ち上げられたのでもなかろう。マスコミには秘密の企業委託の研究でもやっているのだろうが、そのスケジュールは国民的行事と騒がれながらも謎のベールに包まれていた。

今日の夕刊で国連安全保障理事会常任理事国入りを目指す四カ国とアフリカ連合の協議の様子が報道されていたが、一体、日本のみならず、ドイツやインド、アフリカ諸国は常任理事国に入って何がしたいのだろうか。現安全保障理事会の大国中心政治を変えたいのだろうが、アメリカの世界戦略のシナリオ通りに話が進んでいるというカラクリになぜ気付かないのだろうか。