漫画」カテゴリーアーカイブ

『オールカラー版 ブラックジャック』

手塚治虫『オールカラー版 ブラックジャック』(秋田書店 2004)を読む。
一冊で分かる総集編のような内容で、無免許医師ブラックジャックの凄腕が発揮されるエピソードや、ブラックジャックの生い立ちやピノコの正体が明らかにされる挿話など11編が収録されている。

『シュマリ』

手塚治虫『シュマリ』(角川文庫 1995)を読む。
1974年から76年にかけて「ビッグコミック」に連載された作品で、文庫サイズでも3巻構成となっている。北海道を舞台に、戊辰戦争後、アイヌの魂を持った侍や土方歳三、脱藩した武士などが、官軍(薩摩)に蹂躙されていく歴史を描く。スケールの大きい作品で、明治初期の時代の変化の大きさや価値観の崩壊などもテーマとなっている。一気に読み終えた。

『30日間世界一周!』

水谷さるころ『30日間世界一周!』(イーストプレス 2009)の第1巻を読む。
イラストレーターの著者が、30日間で5大陸全部を回ろうというテレビ番組企画の後日談を漫画で描く。台湾、インド、ドイツ、パリの4カ国しかなかったが、ドタバタ珍道中の様子が丁寧に描かれていて、素直に面白かった。

『映像研には手を出すな!』

大童澄瞳『映像研には手を出すな!』(ビッグコミックス 2017)1巻〜4巻を読んだ。
アニメが話題になっていたので、子どもの漫画のついでに借りてみた。独特の世界観で、あまり入り込めなかったが、作者のストレートな思いが伝わってきた。