『夢の逃亡』 コメントを残す 昨日の続きで。 安部公房の初期作品集『夢の逃亡』(新潮文庫 1977)を読んだ。 荒唐無稽な夢を舞台とした作品で、戦後の混乱が青年期の作者の心理に深い傷をもたらしたことが伺われる。しかし読みにくい文体で途中でリタイアしてしまった。