『聖書物語』

山形孝夫『聖書物語』(岩波ジュニア新書 1982)を読む。
改めて神話なるものが民族意識を形成していく大きな力になっていることを知った。高校時代に読んだ時は、インディジョーンズの映画のような発見が出来るだろうかという期待を裏切られ、つまらない物語にがっかりした記憶がある。しかしその内容の巧拙に関わらず、神のルーツに繋がる民族の物語が存在するという事実の政治的な大きさは計り知れない。

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