『世界の宗教』

村上重良『世界の宗教:世界史・日本史の理解に』(岩波ジュニア新書 1980)を読む。
世界史や日本史の教科書を読むと、政治の流れを軸にして宗教が語られる。そして得てして時の政権に楯突く宗教団体(清末の太平天国の乱や加賀の一向一揆など)は反乱分子のように描かれがちである。しかし宗教の発展を軸に政治を眺めてみると逆に今度は政治の横暴さが立ち現れてくる。

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