『ロボット入門』

舘日章(たちすすむ)『ロボット入門:つくる哲学・つかう知恵』(ちくま新書 2002)を半分だけ読む。
20世紀のロボット開発研究を紹介し、21世紀のあるべきロボット像を提唱しようという気合いの入った新書となっている。
しかし、一口にロボットといってもその技術は一つではなく、思考判断能力や外界内界認識、二足歩行技術など多岐にわたるもので、それぞれに技術と哲学が入ってくる機械工学の総合技術である。入門書として新書一冊にまとめようとする努力は分かるが、読者に分かりやすく説明しようとする工夫に欠ける。

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