『鍋の中』

村田喜代子短編集『鍋の中』(文藝春秋 1987)を読む。
第97回芥川賞を受賞した表題作の外、作者の初期の頃の3編の小説が収録されている。仕事に忙殺される中で、ちょこちょこと中断しながら読んだためか、作品の世界観があまり印象に残らなかった。風景描写は大変丁寧なのであるが、主人公の心理描写が少なく感情移入できなかったためなのか。ストレスで私自身の感受性が低下したためなのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください