パンフレット研究:駒沢女子大学・駒沢女子短期大学

先月、さいたま新都心のコクーンで大学のパンフレットを無料で頒布していたのでたくさんもらってきた。
来年に向けて大学のパンフレットを少しずつであるが読んでみたいと思う。タダで手に入るものであるし、大学での学びも少しであるが垣間見え、装丁も凝っているので読物としても面白い。また大学は少子化によってここ十数年で大きく変貌している。私の大学受験の知識や学生時代に関わった大学というものに対する感覚が、かえって不要な先入観となってしまうことも多い。偏差値や大学ブランドなどの偏見を捨て、一受験生の気持ちでパンフレット研究をしていきたい。

最初は駒沢女子大学・駒沢女子短期大学のパンフレットをじっくりと読んでみた。
パンフレットを実際に読んでみて初めて、駒沢女子大学と駒沢大学が全くの別法人であることが分かった。ホームページで確認すると、駒沢大学系列の駒沢短期大学と駒沢女子大学を取り違えていたようだ。

駒沢女子大学は稲城にある、人文学部だけの単科大学であり、短期大学に栄養と保育の学科を併設している。人文学部とひと括りにされてしまっているが、その中身を見ると、日本文学や日本史などを学ぶ日本文化学科、英語や観光、国際関係のコースのある国際文化学科、心理を含む人間関係学科、建築デザインの空間造形学科、そして映像コミュニケーション学科の5学科で構成される幅広い学部となっている。

短大の方は資格に直結しており、施設も就職状況も良いので人気は集まるであろうが、大学の方はどうだろうか。正直、パンフレットの学科紹介を見る限りでは魅力はあまり伝わってこない。この手の大学は偏差値はあまり関係なく、授業内容よりも、施設や就職課、学生相談室の充実が問われるのであろう。近隣であればオススメである。

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