本日の東京新聞朝刊に、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、中国がミャンマーの軍事政権総司令官の出席をアセアン各国に打診したとの記事が掲載されていた。記事では触れられていないが、中国は「一帯一路」の実現に向けて、ミャンマーの軍事政権を支援している。
昨日のNHKの番組でも放映されていたのだが、中国はマラッカ海峡を通らなくても南シナ海からインド洋に抜けられるように、マレーシア半島のミャンマーとタイの国境近くを縦断する運河の建設を計画している。そうした中国の世界戦略に東南アジアの理解が必須となる。ASEAN首脳が拒否しようと、中国の投資は拡大する一方である。