『チンパンジーはちんぱんじん:アイとアフリカのなかまたち』

松沢哲郎『チンパンジーはちんぱんじん:アイとアフリカのなかまたち』(岩波ジュニア新書 1995)を読む。
京都大学霊長類研究所長を努める著者が、人間とDNAの塩基配列が98.3%一致するというチンパンジーに言葉や数を教える研究の一端を中高生にも分かりやすく解説している。語り口は平易だが、チンパンジーの色や形の認識、学習の過程、そして道具の使用などを長い年月をかけてデータをとり続ける研究者の執念が伝わってくる。

□ 京都大学霊長類研究所 公式ホームページ 所長松沢哲郎のあいさつ □

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