本日のテレビのニュースを見ていると、保岡法相が3人の死刑を執行したと発表したというニュースが流れた。
毎日新聞のネットの記事によると、保岡法相は11日午前、法務省で会見し「職務から逃げるつもりはなく、大臣によって在り方が変わってはならない」と述べ、「慎重厳正に審査し、法秩序を守る責任者として毅然と行った。時期を選んだわけではない」と説明。前法相に続き執行を会見で発表したことについては「裁判員制度も始まる。可能な範囲で公開することは意義があると思う」と述べたということだ。
保岡法相の言葉の一つ一つは正しいと思う。国民主権の法治国家である以上、法相個人の恣意的な判断で刑の実行にぶれがあってはならず、可能な範囲での情報の公開は必須である。しかし、死刑制度そのものが現在の社会環境に照らしても間違ったものであり、