『デスレース』

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ララガーデン春日部へ、ポール・W・S・アンダーソン監督『デスレース』(2008 米)を観に行った。
ずばり「18禁マリオカート」とネーミングしていいような単純明快な映画で、ゴテゴテに武装した車で刑務所からの釈放を掛けて命がけのレースを行なう大人版『チキチキマシン猛レース』が、ヒップホップ系の音楽が鳴り響く中で繰り広げられる。
椅子に座って観賞するというよりも、男同士でビールでも飲みながら眺める「B級」映画であるが、仕事でのストレスの解消の一助となった気がする。

それにしても、アメリカ映画には刑務所を舞台にしたものが多い。日本を含めた他国の映画にはあまり見られない傾向である。司法が身近な存在である米国民の風潮の反映であろうか。それとも刑務所で自らの罪の意識を再認識するというキリスト教の原罪意識の顕れであろうか。

□ 『デス・レース』2008年11月29日(土)有楽座ほか全国ロードショー □

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