東京国際大学のパンフレットを読む。
埼玉県川越市の外れに位置する霞ヶ関という何やら田舎めいた駅にあり、5学部10学科、5研究科を抱える比較的規模の大きい大学である。情報システム学科を含む商学部、経済学部、英語コミュニケーション学部、国際関係学部、そして、福祉心理学科を擁する人間社会学部の5つの学部で構成されている。特に福祉心理は社会福祉士や精神保健福祉士だけでなく、臨床心理士の資格を目指す道も整っていて環境はよい。さらに大学院は西早稲田にあり、人気も高いのではないだろうか。
比較的新しいキャンパスのためか、施設面でバリアフリーも進んでいるようで、車イスでしか移動できない肢体不自由養護学校の卒業生も受け入れている。
また、米国に東京国際大学アメリカ校を設置し、アメリカ留学プログラムに力を入れている。また、野球場とサッカーグランドをキャンパスからバスで30分の所に新設し、昨年よりプロ野球とJリーグの監督を招聘するなど、生徒募集の目玉作りに力を注いでいる。
おそらくは都心にあれば、武蔵大学や明治学院大学などと同系列の大学として受験生が集まるのであろうが、如何せん川越の外れにあるというのがネックなのであろう。ごちゃごちゃ改革を進めてしまった結果、キレイなキャンパスに少人数ゼミ、就職支援と資格取得講座の充実など、所謂「郊外型大学」と見分けがつか ないてんこ盛りな大学になってしまっている感が否めない。
パンフレット研究:東京国際大学
コメントを残す