『クロス・ロード』

第11回すばる文学賞を受賞した、桑原一世『クロス・ロード』(集英社 1988)を読む。
「受験戦争」なる言葉が氾濫した80年代後半、ねっとりと歪んだ家族関係と、電話線一本で繋がるドライな友人関係の二つの世界を生きる男子高校生の心理を描く。

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