パンフレット研究:杏林大学

杏林大学のパンフレットを読む。
三鷹新川総合病院を母体とし、1966年に杏林学園短期大学開設を経て、70年に医学部のみの4年制大学として発足した新しい大学である。後に保健学部、社会科学部、外国語学部が増設され、2002年に社会科学部が総合政策学部に名称変更され現在に至っている。
医学部と保健学部看護学科は三鷹キャンパスで、それ以外は八王子駅からバスで30分の不便な片田舎の八王子キャンパスで学ぶ「分断」大学となっている。まるで医学部や付属病院を支えるために保健学部看護学科が設置され、さらに臨床公学科や理学療法、救急救命学科が設けられ、そして、それらの周辺領域として外国語や社会科学系の学部が置かれたといっても過言ではないような陣容である。
特に文系学部は八王子周辺の在住者でもない限りメリットは見出せないだろう。一方で医学部付属看護専門学校は、設備や環境が良い上に、授業料も安く設定されておりお得になっている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください