陳舜臣『天竺への道』(朝日新聞社,1986)をパラパラと読む。
仏教のところは読み飛ばしたが、三蔵法師玄奘が旅の途中で50日ほど滞在した高昌国の話が興味深かった。高昌国は現在の新疆ウイグル自治区のトルファンに位置し、かつてはイラン系住民が多かったようだ。宗教も仏教やゾロアスター教、ミニ教やネストリウス派のキリスト教も信仰されていた、東は漢民族、西はトルコ系に挟まれ、民族色豊かな交易都市であったことが伺われる。
『天竺への道』
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陳舜臣『天竺への道』(朝日新聞社,1986)をパラパラと読む。
仏教のところは読み飛ばしたが、三蔵法師玄奘が旅の途中で50日ほど滞在した高昌国の話が興味深かった。高昌国は現在の新疆ウイグル自治区のトルファンに位置し、かつてはイラン系住民が多かったようだ。宗教も仏教やゾロアスター教、ミニ教やネストリウス派のキリスト教も信仰されていた、東は漢民族、西はトルコ系に挟まれ、民族色豊かな交易都市であったことが伺われる。