『ヒマワリはなぜ東を向くのか』

瀧本敦『ヒマワリはなぜ東を向くのか』(中公新書,1986)をパラパラと読む。
「雨後のタケノコ」という諺があるように、マダケのタケノコで1日に121センチメートル、モウソウチクのタケノコで1日に119センチメートルも伸長した例があるという。特に昼間の伸長は速く、1時間に8〜10センチメートルも伸びることがあるそうだ。本書ではヒマワリの研究を紹介しながら、植物が生きているということが繰り返し語られる。