吉本ばなな『哀しい予感』(角川書店 1988)を読む。
先月引っ越しをしてから、バタバタな日が続いていた。この2日間は家族で過ごすことができ、少しだけ気晴らしができた。
手に取ったこの本も、日常生活から離脱し、おば(実の姉)の行方を捜しながら、おばの家、軽井沢の別荘、青森の恐山と舞台が移り変わっていく小説である。
十年前にも読んだような気もするが、私自身が日常の些事から「あくがる」ことができた。
吉本ばなな『哀しい予感』(角川書店 1988)を読む。
先月引っ越しをしてから、バタバタな日が続いていた。この2日間は家族で過ごすことができ、少しだけ気晴らしができた。
手に取ったこの本も、日常生活から離脱し、おば(実の姉)の行方を捜しながら、おばの家、軽井沢の別荘、青森の恐山と舞台が移り変わっていく小説である。
十年前にも読んだような気もするが、私自身が日常の些事から「あくがる」ことができた。