『飛びだせ宇宙』

的川泰宣『飛びだせ宇宙』(岩波ジュニア新書 1992)をパラパラと読む。
著者はペンシルロケットを開発し「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれた糸川英夫研究室の卒業生であり、長く東京大学宇宙航空研究所で人工衛星の開発に携わってきた研究者である。特に重力に逆らって飛び立つロケットの歴史や理論について分かりやすく述べられている。