「トルコ 息をひそめるアフガン難民」

本日の東京新聞夕刊に、アフガニスタンのタリバン政権から逃れ、イランを経てトルコに不法移入したアフガン難民が欧州を目の前にして足踏みしている状況が報じられていた。一度EU加盟国に入ってしまえば、パスポートを提示することなく、陸路で欧州各国を移動することができる。そのため、数年前のシリア難民も陸路でギリシャか海路でエーゲ海を渡り、働き口のあるドイツやフランス、イタリアを目指した。今回のアフガン難民も同様のルートを辿っており、ドイツ・メルメル退陣後のEUの寛容性が試されることとなる。