「中国・新疆ウイグル自治区ルポ」

本日授業の中で紹介した、東京新聞朝刊記事より。
中国というと北京や上海のイメージが強く、漢民族の一つの国のように捉えがちである。しかし、記事にあるウイグル自治区やチベット自治区、内モンゴル自治区など、言語も宗教も違う少数民族の自治区を抱えている。
習近平体制になってから、こうした自治区が地図上から消されようとしている。昨年来の香港潰しと同様に、共産党幹部が政治や行政を担うようになり、漢民族が多数移住し、そして、いつの間にやら地域そのものがなくなってしまうようなローラー作戦が展開されている。
授業の中では、「一帯一路経済圏構想」に沿って、ミャンマーの軍事政権支援とベクトルが同じだと強調したのだが、今日は2クラスしか授業がない日だった。この問題は授業の本編の中で取り上げたい。