『中央構造帯』

内田康夫『中央構造帯』(講談社 2002)を読む。
平将門の首塚の脇に本社があり、2兆円を超える不良債権隠しで倒産した日本長期信用銀行をモデルとしたミステリーである。
推理小説としてはちぐはぐな感じが残ったが、不良債権の隠蔽工作や政治との癒着など、経済小説としては読み応えがあった。

ここしばらくの澱のような疲れというか、ストレスにより、読書にも集中できなかった。字は目で追っているのだが、内容が頭に入ってこない。ゆっくりと深呼吸をする必要がありそうだ。

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