『自転車で遠くへ行きたい。』

米津一成『自転車で遠くへ行きたい。』(河出書房新社 2008)を読む。
40歳を過ぎてからロードレーサーによる長距離サイクリングに開眼した著者が、300km、400kmと走行距離を伸ばし、ついには600kmをも駆け抜けるまでに成長していくコツを語る。最初は十数万円も出してロードレーサーを購入したり、サイクリングジャージを身につけたりすることに抵抗のあった著者が、どんどん自転車の世界にはまっていき、やがて輪行やレース参加などに足を踏み入れ、アマチュアの壁を一歩一歩越えていく様子が、今後の自分の行く先を示しているようで面白かった。特に、著者がハマっているブルベ (Brevet)と呼ばれる長距離ロングランイベントに関心を覚えた。
往復24kmの自転車通勤も少し慣れてきたところである。夏本番を迎えるまでに、少しずつ距離を伸ばしていきたいと思う。

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