『孤立無縁の思想』

高橋和巳「孤立無縁の思想」(旺文社文庫)を図書館から借りてきて現在読んでいる。
民主主義の原則に従って、「生活実感のレベル」から生活をより良くしていくために直接行動に訴えていく彼のスタイルは、当時のノンセクトの学生から絶大な支持をあおいだ。しかし新潟の住民投票や、日の出のごみ処理施設の反対行動に代表されるような住民運動が息をふきかえしつつある今こそ読まれなければならないのではないか。

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