「知られざる〝日本の原風景〟サンカ…」

本日のテレビ朝日の『報道発 ドキュメンタリ宣言:♯70「知られざる〝日本の原風景〟サンカ…」』は、十数年前に埼玉で生存が確認された「サンカ」についての十年を超える追跡取材であった。古来「サンカ」と称された漂流の民について、担当のディレクターが誠意と熱意を持って追いかけている姿が印象的であった。
高校時代に五木寛之氏の『風の王国』を読んだときに感じた、日本史に対する常識がひっくり返るような興奮を思い出した。番組中にアナウンサーも指摘していたのだが、平成の太平の世に対して、昭和のままでいる人たちが時代の底部から警句を発している気がした。

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