ミヤタ自転車のマウンテンバイクリッジランナーを中古で購入して整備しようとしたが、ガタガタだったBBの整備途中でがバキッと割れてしまった。シフトグリップも購入し、Vブレーキも交換・調整をした後だったが、BBが壊れてしまっては素人では修復不能だと判断した。
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『中国・台湾・香港』
中嶋嶺雄『中国・台湾・香港』(PHP新書 1999)を読む。
教材研究のため、久しぶりに新書にじっくりと向き合った。著者は台湾の元総統の李登輝と親交が深いため、台湾や香港の民主化や経済成長を支持し、中国の独裁、共産主義に批判的である。著者のスタンスがはっきりしているので、中国の戦後史が多かったが、読みやすかった。
中国現代史は毛沢東、蒋介石、江沢民の3人を中心に見ていくと分かりやすい。ざっくり色付けすると、毛沢東と続く華国鋒は左寄りで共産主義を確立した。蒋介石は右派で経済を中心に回した。江沢民は天安門事件で失脚した趙紫陽の後を受けて就任したゴリゴリの左派である。その後の胡錦濤は経済を中心に活躍した。習近平は経済と軍事の両面のトップとして就任している。
わたらせ渓谷鐵道〜足尾銅山
『空の画廊』
伊集院静『空の画廊』(集英社 1996)を1行だけ読む。
作家の名前に魅かれて手に取ってみたが、全く読む気のないファンタジー短編小説だった。伊集院さんが作家としてデビューする前、雑誌「オリーブ」に連載された短編で、夏目漱石の『夢十夜』の劣化版のような内容であった。
時期的には夏目雅子さんと結婚する前であり、1978年に放映されたドラマ『西遊記』の三蔵法師役の彼女を彷彿とさせるような作品もあったが、読むまでは至らなかった。
『オーストラリア 大自然の誘惑』
NHKスペシャル番組取材班『オーストラリア 大自然の誘惑』(日本放送協会 1988)をパラパラと読む。
オーストラリア建国200年に関連したNHKのドキュメンタリー番組の取材班がまとめた本である。オーストラリアは亜熱帯高圧帯にすっぽりと覆われ、内陸砂漠と寒流砂漠の影響も強い世界一の乾燥大陸である。アボリジニーの独自の暮らしや、大火事を防ぐために一定程度森林を焼くコントロールファイヤー、有袋類の進化など興味深い話が多かった。
ここしばらく読書から離れていたので、あまり集中して読むことができなかった。老眼の進行で目が疲れてしまうのが原因だ。何とかしないと。