枝廣淳子『エネルギー危機からの脱出:最新データと成功事例で語る”幸せ最大、エネルギー最少”社会への戦略』(ソフトバンククリエイティブ 2008)を読む。
この手の環境に関する知識に関する本は得てしてつまらないのだが、この本は圧倒的な情報量とやさしい語り口で一気に読むことができた。著者は環境ジャーナリストとして有名な方で、しっかりと地に足のついた事例が紹介されていたのも読むモチベーションにつながった。
本題から外れるが、以下が参考になった。
ちなみに、幾何級数的な成長によって当初の量の倍になるまでの期間を「倍増期間」といいます。成長率がわかれば、倍増期間は簡単に計算できます。72を成長率のパーセントで割った数字が、倍増期間にほぼ等しくなるのです。年率3%の成長なら、72÷3=24年となります。