『月と蟹』 第144回直木賞受賞作、道尾秀介『月と蟹』(文藝春秋 2010)を半分ほど読む。 鎌倉に住む少年たちの秘密基地の興奮や家族模様が描かれているのだが、どうにも世界観に没入することができなかった。