三木谷浩史『成功のコンセプト』(幻冬社 2007)を読む。
楽天の立ち上げから軌道に乗せるまでの経営者としての理念や哲学が語られる。ビジネスの成功者の自慢話と言ってしまっては身もふたもないが、著者の時流を読む力には確かなものがある。単なるビジネスモデルではなく、会社組織としてしっかりとしているので、今後も「積極的な失敗」や挑戦する土壌の「仕組化」を繰り返しながら安定的に成長していくのであろう。
『成功のコンセプト』
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三木谷浩史『成功のコンセプト』(幻冬社 2007)を読む。
楽天の立ち上げから軌道に乗せるまでの経営者としての理念や哲学が語られる。ビジネスの成功者の自慢話と言ってしまっては身もふたもないが、著者の時流を読む力には確かなものがある。単なるビジネスモデルではなく、会社組織としてしっかりとしているので、今後も「積極的な失敗」や挑戦する土壌の「仕組化」を繰り返しながら安定的に成長していくのであろう。
鉃野昌弘解説、牧野貞之写真『万葉集 名歌の風景:時代を超えた心の旅』(学研 2003)を10数年ぶりに見返す。
万葉集の代表的な歌の紹介と現地の綺麗な写真で構成されている。写真と合わせて読むと、繊細な心模様を歌った古今集に比べ、改めて雄大で素朴な風景を読み込んだ万葉集が理解できる。単純に山や海などの自然の歌といっても、そこには太陽や風、雲、波があり、