本日は休みを貰って、来し方行く末について自問自答しようと思い、一日中ハンドルを握り続けた。久しぶりに一人っきりで12時間以上も車の中にいたため、黙考の邪魔も入らず、迷いに答えが出たように思う。
過去を振り返らず自分のベストは常に将来に設定したいいうのが私の信念だが、高校時代に遡って色々なことを思い出しながら、エピソードを一つ一つ自分の言葉で整理してみた。これからの記憶に残りそうなドライブとすることができた。
ぶらぶらと地図も見ずにとりあえず北を目指した。ふと気付いたら茨城県・大子町の道の駅にある温泉に浸かっていた。道の駅で手にした北茨城ジオパークのパンフレットを頼りに、茨城、福島、栃木の3県の県境に位置する八溝山に向かった。
北茨城ジオパークのサイトより
茨城県最高峰の八溝山は、古くから信仰の対象とされてきました。その形成は、日本列島の誕生よりはるか昔に遡ります。恐竜たちが大地を闊歩していた時代、1億8000万年前のジュラ紀。海洋プレートの上にプランクトン等の生物の遺骸がゆっくりと降り積もり、堆積物となっていきました。海洋プレートは大陸プレートの下に沈み込み、海洋プレートの一部とその上に溜まった堆積物が大陸プレートに剥ぎ取られ、積み重なりました。この剥ぎ取られた堆積物が、八溝山となっていくのです。このダイナミックな地球の変動の痕跡が、八溝山の登山道沿いに見られます。