月別アーカイブ: 2010年9月

『ボルケーノ』

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 テレビで放映された、トミーリー・ジョーンズ主演『ボルケーノ』(1997 米)を観る。
 恐らくは金を払って映画館で観たのなら腹が立ったであろう。つっこみ所満載で、金が掛かっている分だけに、出演者の演技の粗さが目についた。

『グリズリー』

テレビで放映された、ウィリアム・ガードナー監督『グリズリー』(1976 米)を観る。
殺人熊の捜索にきた女性が突然水着になって一人で泳いでいるところを襲われるなど、昔懐かしい、いわゆるジョーズ映画である。

それにしても、今年の夏は暑かった。昨日台風が来てだいぶ冷え込んで、やっと夜には秋の気配を感じるようになったが、まだ何やら夏の熱気が体に残っている感じが拭えない。心身ともにぐったりである。

『イレイザーヘッド』

ツタヤでDVDを借りてきた。ディヴィッド・リンチ監督『イレイザーヘッド』(1977 米)を観た。
当時は不気味な映画という評判であったらしい。しかし、現在の基準で観ると安っぽさが目立ち、期待はずれな実験映画であった。
ディヴィッド・リンチ監督の学生時代の作品と言うことで、奇才の片鱗は十分に感じることができた。

『派遣ちゃん』

宮崎誉子『派遣ちゃん』(新潮社 2009)を読む。
帯に「働く僕らのリアルを描く新世代プロレタリア文学!」とあったので手に取ってみたが、期待はずれな内容であった。派遣社員の置かれている悲哀を描くのではなく、とりあえず派遣で生活を繋いでいる若者の日常生活がくだけた会話調で展開される。