スティーブン・キング『グリーン・マイル』全6巻(新潮文庫 1997)を読む。
知人に映画が面白いという話を聞いて原作を読み始めたのだが、確かに映画のシナリオを読んでいるように計算された伏線と構成を持つ作品であった。登場人物の内面描写よりも、人物の行動や会話の細かい点まで逐次描き込むことで、人物像をうまく浮かび上がらせている。内容的な深さはないのだが、スリリングな展開のうまさにへとへとになりながらも最後まで一気に読んでしまった。
『グリーン・マイル』
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スティーブン・キング『グリーン・マイル』全6巻(新潮文庫 1997)を読む。
知人に映画が面白いという話を聞いて原作を読み始めたのだが、確かに映画のシナリオを読んでいるように計算された伏線と構成を持つ作品であった。登場人物の内面描写よりも、人物の行動や会話の細かい点まで逐次描き込むことで、人物像をうまく浮かび上がらせている。内容的な深さはないのだが、スリリングな展開のうまさにへとへとになりながらも最後まで一気に読んでしまった。