映画」カテゴリーアーカイブ

『宇宙戦艦ヤマト』

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先日深夜番組でに放映されたのを録画した松本零士・枡田利雄監督『宇宙戦艦ヤマト』(1977 東映)を見た。
テレビ放送の内容のダイジェストであり、画像も粗く、あらすじだけを繋ぐだけのものであった。しかし、単なる子ども向けのSFアニメではなく、戦争のむなしさや国家に使われるだけの庶民の苦しさに触れる場面もあり、最後まで楽しむことができた。ささきいさおの勇ましい歌声が場面場面で効果的に使われており、高揚感の絶えない作品であった。

『風が強く吹いている』

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三浦しをん原作・小出恵介主演『風が強く吹いている』(2009 松竹)を観に行った。
無名大学駅伝部が無謀にも箱根駅伝に挑戦し、仲間内での葛藤やライバルとの争いを制し、見事にシード権を獲得していく青春映画である。
『ROOKIES』や『ごくせん』『ウォーターボーイズ』に出ていた出演者が多いためか、ぎこちない演技など、映画の雰囲気も良く似ている。箱根駅伝というモチーフそのものがドラマ性があるので、安心して楽しむことができた。主役の小出恵介さんの演技が爽やかで好印象であった。

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

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夜遅くなってから、マイケルジャクソン主演映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(2009 米)を観に行った。
ライブ映像をつなぎ合わせてまとめただけの映画なのかと思っていた。が、予想は見事に裏切られ、音の一つ一つやダンスの細かいタイミング調整まで、スタッフを気遣いながら指示を出していくマイケルジャクソン氏の人柄に改めて惚れてしまう素晴らしい映画であった。改めて「キング・オブ・ポップ」という彼の称号が誇大宣伝でなかったことを実感した。

『カイジ』

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深夜のレイトショーを狙って、佐藤東弥監督、藤原竜也・香川照之主演映画『カイジ』(2009 東宝)をララガーデンへ観に行った。
先日観た映画『スラムドッグ$ミリオネア』で描かれたギャンブルでしか貧困から脱出できない「格差社会」を背景として、中学生の頃に夢中になって読んだ 『魁!!男塾』(宮下あきら原作)のようなどたばた劇が展開される。漫画の原作があるようだが、展開が早く、舞台を観ているような迫真に迫る演技で最後まで飽きることがなかった。

『キラーバージンロード』

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ララガーデンで、岸谷五朗監督、上野樹里・木村佳乃主演『キラーバージンロード』(2009 東宝)を観た。
別の映画を観に行こうとしたのだが、子どものお風呂の関係で、映画館へ着いたのが9時45分だったので、時間の都合でこの作品しか選ぶことができなかった。
1分先の展開が予想できないハチャメチャな喜劇と、常に暖かく成長を見守ってくれた祖父への恩返しの悲劇が交互に繰り返される。動と静の世界の対比が際立っており、最後まで飽きなかった。
映画館で一人で観ているともの寂しさを感じる映画である。