先日テレビで放映された、オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督『インベージョン』(2007 米)を観た。
スマートなゾンビ映画である。
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『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
先日テレビで放映された、スティーブン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008 米)を観た。
高校時代にわざわざ映画館まで観に行った、考古学者ジョーンズ博士が冒険する歴史ロマンへの憧れがガラガラと崩れていった気がした。確かに、ハリソン フォードは若く見えるし、過去の作品を思い出させる設定やセリフが満載であるが、宇宙人やUFOはないだろう。「YAHOO映画」というサイトの「ユー ザーレビュー」の中でも、「同窓会を映画の中でやっちゃったね」とのコメントがあったが、激しく同意である。
『蒼き狼 地果て海尽きるまで』
先日テレビで放映された、澤井信一郎監督、反町隆史主演『蒼き狼 地果て海尽きるまで』(2007 松竹)を観た。30億円を投じたにも関わらず、興行収入は13億円しか届かなかった評価の低い作品である。
モンゴルの風景は確かに澄み渡っていて壮大な舞台の様子は伝わってきた。しかし、主人公を含め主要な登場人物の全てを日本人が演じ、全ての会話は日本語で 行われる。また海外ロケで練習をする暇がなかったのか、セリフも棒読みで、いまいち感情があふれ出ない演技が続く。自身の歴史知識をくすぐることもなく、 教養映画としても失敗している。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=i9MAuoAhDMU[/youtube]
『252 生存者あり』
テレビで放映された、伊藤英明主演『252 生存者あり』(2008 ワーナーブラザーズ映画)を観た。
本編は128分の映画なのに、100分ほどにカットされていたこともあるが、いわゆるパニック映画の限界を感じざるを得なかった。迫力ある場面やほろりとくる人間ドラマを挟むためにどうしても展開に無理が生じ、ツッコミどころが生まれてしまう。小説であったら「想像力」で場面と場面を埋めることができるのだが、良くも悪くも「想像力」の介在を許さない映画というメディアでは、どうしても現実社会を舞台にした大作は、
『ナイトミュージアム』
テレビで放映された、ショーン・レヴィ監督『ナイトミュージアム』(2007 米)を観た。
真夜中に自然史博物館の展示物が動き出すという子ども向けのファンタジー映画であるが、はなしのまとまりが良く、最後まで飽きずに楽しむことができた。

