子ども二人を風呂に入れて、ララガーデンへ出かけた。疲れがちょっと溜まっていたが、こういう時こそ、映画館の暗闇に惹かれてしまう。
平山秀幸監督、竹野内豊主演『太平洋の奇跡:フォックスと呼ばれた男』(2011 東宝)を観た。
サイパン島で戦争が終わったにも関わらず、兵士47人をまとめ、ゲリラ活動を続けた大場大尉の姿が描かれる。
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『僕と妻の1778の物語』

子ども二人をお風呂に入れ、ララガーデンへ駆けつけた。
星護監督、草彅剛・竹内結子主演『僕と妻の1778の物語』(2011 東宝)を観た。
最初から結末の分かっている物語であったが、主人公の二人の演技が上手くて、最後まで飽きることは無かった。ただ、「泣ける!」と大げさに宣伝は閉口する。こうした作品は何の予備知識もなく堪能する方が良い。
『アンストッパブル』
今日の午前中は、子ども二人を杉戸にある「アグリパーク」という公共のちょっとした動物公園へ連れていった。
こどもたちは動物に餌をあげたり、ローラー滑り台を何度も繰り返したりして楽しんでいた。午後は午前の疲れと先週一週間の疲れが出たためか、私自身がソファでぐったりだった。
夜、子ども二人をお風呂に入れてから、ララガーデンへ映画を観に行った。デンゼルワシントン主演『アンストッパブル』(2010 米)を観た。
無人の貨物列車が暴走するという、いかにもアメリカのアクション映画の設定である。しかし、CGを凝らしたような大作映画ではなく、暴走列車に関わる人物ドラマに焦点があてられていた。そのため、実際にはあり得ないような設定に引いてしまうようなこともなく、純粋にストーリーを楽しむことができた。
『ソーシャル・ネットワーク』
『深呼吸の必要』
テレビで放映された、篠原哲雄監督『深呼吸の必要』(2004 日)を観た。
宮古島を舞台にした、サトウキビ刈りの泊まり込みアルバイトに申し込んだ若者のたちの青春映画である。若者といっても20代~30代であり、皆日常の真っ当な生活から逃げてきた脛に傷を持つ者たちである。そうした若者たちがサトウキビ刈りというひとつの目的に向かいながら助け合いながら、やがて自分に自信を取り戻していく。
高校生を主人公にした類似の映画はたくさんあるが、無理に感動の場面を作ったり音楽で盛り上げたり演出が喧しい。それに比べ、この作品は淡々としているが、その分だけ小説を読むような雰囲気で自分自身と対話しながら観ることができる。印象に残る作品であった。こういう作品こそ映画館で観たかった。



