一年前に地上波で放映された、溝端淳平主演『君が踊る、夏』(2010 東映)を観た。
話の導入部分で、ストーリー展開が手に取るように分かるようなベタな感動話であったが、きれいな風景と衣装、そして可愛らしい女優の演技が作品を支えていた。
2時間枠のテレビ放映だったので、30分ほどカットされていたようだが、テンポよい展開で、最後まで楽しむことができた。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=mmax6tXznXY[/youtube]
地上波の金曜ロードショーで放映された、細田守監督『サマーウォーズ』(2009 ワーナーブラザース)を観た。
前作の『時をかける少女』が大変面白かったので期待をしてテレビの前に座った。グーグルやSNSのようなネット社会と家族の絆が描かれる。かなり強引な展開であったが、美しい映像とテンポの良さで補っていた。
仕事のスケジュールで、本日から少し余裕のある日常を送ることができる。今夏はハードディスクにたまっている映画を一気に消化していきたい。そして、映画の内容に関連する本もどんどん読んでいきたい。朝刊夕刊しっかりと目を通し、映画40本、本20冊を目標としたい。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=2Wi2lb1sVk8[/youtube]
地上波で放映された、細田守監督『時をかける少女』(2006 角川ヘラルド)を観た。
生協の冷凍焼き鳥をつまみつつ、のどごし〈生〉でちびちびやりながら、あまり期待せずに観ていたのだが、予想に反してとても面白かった。最初は現代の高校生の日常を描いているので、わざわざアニメにする必要があったのだろうかと心の中で毒づいていたが、後半に入って主人公のジャンプするシーンなど、躍動感が気持ちよいくらいに伝わってきた。
「タイムリープ」という時間を自由に移動できる能力をモチーフとしながら、実は決して戻ってこない「青春」を描くというさわやかな内容である。
原作を読んだことはないのだが、一体どのような構成の原作になっているのであろう。いつか「未来」で手に取ってみたいものである。
時間を無駄にしがちな高校生に是非ともオススメしたい映画であった。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=ge-CeHgimHU[/youtube]