『EX エックス』 コメントを残す 地上波で放映された、クリスチャン・デュゲイ監督『EX エックス』(2002 英・独・ルクセンブルク)を観た。 スノーボードやスケートボードといったエクストリームスポーツを題材とした映画である。映像は爽快感があるが、展開はダラダラであり、あまり楽しむことができなかった。途中テロリストとの対決がメインテーマになってしまうのだが、銃撃戦やヘリコプターの爆破シーンなどがどうにもチープで、ヨーロッパ映画の限界を感じるような作品であった。
『ミステリー・ツアー』 コメントを残す 地上波で放映された、ジェイ・チャンドラセカール監督『ミステリー・ツアー』(2004 米)を観た。 日本未公開映画ということだが、あまりのバカバカしさにつまらなさを通り越して、こんな作品が公開されているアメリカ映画界の懐の深さを感じてしまった。
『少年メリケンサック』 コメントを残す かなり前に地上波で放映された、宮藤官九郎脚本監督、宮崎あおい主演『少年メリケンサック』(2009 東映)を観た。 ついつい観る機会がないまま、ハードディスクにずっと残ったままの映画であった。最初の5分を観た限りでは決して面白そうな映画ではないのだが、最後はこのままもう少し続きを観てみたいと思わせる力のある映画であった。しかし、さすが宮藤監督、見事なまでに観客の思惑を捉え、ライブの途中で強制的に「END」ロールを始めてしまう。 脚本監督を担当した宮藤官九郎氏の異才ぶりをじっくりと堪能することができた。他の作品もこちらの体力があれば観てみたいものである。
『交渉人』 コメントを残す 地上波で放映された、サミュエル・L・ジャクソン主演『交渉人』(1998 米)を観た。人質救出の現場などで犯人との交渉を担当する警察が活躍する物語である。ひょんなことから交渉人自身が人質犯となり、他部署の交渉人とのやりとりで話は展開して行く。しかし、カットも30分以上あったためか、粗筋だけが繋がっている感じで、あまり楽しむことができなかった。
『蛍火の杜へ』 コメントを残す 地上波で放映された、第66回毎日映画コンクールアニメーション映画賞受賞作、大森貴弘監督『蛍火の杜へ』(2011 アニプレックス)を観た。 触れると消えてしまう山の幽霊と、少女から大人へと変わりつつある少女との恋愛物語である。年を重ねるごとにお互いの距離が縮まっていくのに、最後の一線を越えられないもどかしさが上手く表現されていた。 44分という短い作品であるが、印象に残る映像と音楽であった。 [youtube]http://www.youtube.com/watch?v=qXLSRH31Yao[/youtube]