川村学園女子大学のパンフレットを読む。
決して有名大学ではないが,関東大震災の翌年の大正13年に,震災救助活動での経験を踏まえて法人が創立された歴史ある大学である。
英語,史学,心理学科を揃えた文学部,そして幼児教育,児童教育,社会教育学科の教育学部,そして日本文化,観光文化,生活文化の人間文化学部の3学部と大学院で構成される。人文系だけの女子大としてはその学問分野の幅は広い。
パンフレットに「学びの8つのキーワード」と称して,「基礎ゼミナール」「キャリアプランニング」「ライフプランニング」「外国語教育」「クロスオーバー教育」「副専攻制度」「就職支援」「大学院の充実」が掲げられており,良い意味でオーソドックスな大学である川村学園女子大の特徴を示唆している。
我孫子市の外れに位置し,JR常磐線の天王台駅からバスで乗り継ぐ不便な場所にあり,落ち着いて勉強に専念したいと考える女子生徒にはよい環境であろう。
パンフレット研究:川村学園女子大学
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