「コロナ対策切り札なく 東南アジア苦境」

本日の東京新聞朝刊より。
東南アジアでも、新型コロナウイルスの再拡大による医療の崩壊や経済の停滞と相俟って、政治への不信の声が強まっている。紙面の都合か、ラオスとカンボジアの様子が抜けているが、両国でも感染者数は鰻登りの状況である。

都市封鎖や営業制限などを強化すると、経済界から不満が噴出する。でも、規制緩和すると人流が増え、医療が逼迫するとなると、政府は財政出動しか手がなくなる。税収が限られる中で、何を優先するのか、政策判断が問われる。