本日の東京新聞朝刊に、米国の女性初のハリス副大統領の外遊先での会見内容掲載されていた。記事によると、ハリス副大統領はグアテマラを訪れ、隣国のエルサルバドルやホンジュラスを含めた中米諸国からメキシコを経由して、米国の国境を訃不法に越える移民に対し、懸念を示したとのこと。メキシコ以南の中南米諸国はブラジル(と極一部の国)を除いて、全てスペイン語が共通語となっている。また、米国西部のカリフォルニア州民の3割が近くがスペイン語を話しており、選挙公報、確定申告など公的文書にもスペイン語が併記されている。やはり、言語の壁がないという点が、移民を促す要素となっている点に着目しておきたい。
その上で、米国民主党政権には、政治的な壁を作るのではなく、中米を含めた互恵的な貿易体制の確立という難題に向かってほしい。