「仏、アフリカ積極外交」

本日の東京新聞朝刊記事より。
世界史の教科書に登場する19世紀のアフリカ分割の図とそっくりの地図が掲載されていた。「横断政策」や「ファショダ事件」といった用語が頭の片隅をよぎる。記事を読むと、新たにアフリカに進出してきた中国やロシアに対抗するため、旧植民地のフランス語圏の国との関係強化や、旧英国植民地のルワンダや南アフリカとも関係の構築を始めているそうだ。一方で、フランス国内にも多くの移民を抱えるモロッコやアルジェリア、チュニジアとの関係には一線を引くなど、国内世論を優先する戦略も見え隠れする。

また、仏軍の常駐として、セネガルやコートジボワール、ガボンまでは理解できるが、ジブチにまで配備しているとは知らなかった。はたしてジブチの内戦にどれほどの貢献をしているのであろうか。