蟹瀬誠一&「知的生産」向上委員会『すべての情報は1冊の手帳にまとめなさい:大事なことは「一元管理」する』(三笠書房 2008)を読む。
2、3年前に読んだ本を引っ張り出してきた。文庫本サイズの手帳を使いこなしていくテクニックと、手帳を通じて磨いていくビジネスマンの生き方が述べられている。夢や目標までの具体的なスケジュールを手帳に書き出して、何度も見ることが大切だと述べる。また、手帳は何でも書いていくインプットの道具ではなく、キーワードや固有名詞を元にして思い出すアウトプットの道具だと割り切って使うことが必要だとも述べる。そのために、講演会やイベントに参加した時に、全てを書くのではなく、情報を頭の中で整理し、何か一つの「キーワード」にまで凝縮して書き留めておくと、後で思い出しやすいと筆者は述べる。
ちょうど来年の手帳を買って、来年末までに実現したい夢や目標を頭の中で「熟成」させている時期なので、早速実践してみたい。
- 手帳は情報をアウトぷっとするためのツール
- 「毎日何度も見る—これが手帳の“威力”のもと
- 月初めに「ブロックする日」を3日作る
- 「目標管理」「情報管理」「健康管理」……これだけのことができる!
- 手帳を「記憶のインデックス」として使う
- 気に入った文章、言葉は、必ず書きとめる
- 手帳に書くことは、夢の実現に道筋をつけること