月別アーカイブ: 2022年9月

「台湾南東部 震度6強」

本日の東京新聞朝刊に昨日の台湾南東部の地震の被害が報じられていた。
これは決して日本とは無縁の海外の話ではない。日本と同じく、台湾もフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む狭まる境界近くの弧状列島となっている。今回の震源である台湾南東部はプレートの境界のすぐ近くにある。日本の東海、四国、九州沖にある南海トラフと直結する問題であり、今後の海溝の観測が重要となってくる。

『西の魔女が死んだ』

梨木香歩『西の魔女が死んだ』(楡出版 1994)をパラパラと読む。
10年ほど前にテレビで放映された映画を観たが全く面白さを共感できなかった。今回の小説も何が面白いのか全く理解できなかった。

『ガリレオの苦悩』

東野圭吾『ガリレオの苦悩』(文藝春秋 2008)を読む。
5編の短編が収録されている。草薙刑事に加え、新しい薫刑事も登場し、マンネリ化しがちな短編小説に変化のスパイスを加えている。

中華人民共和国と中華民国

本日の授業の中で紹介した台湾への米国の軍事支援に関する記事と、中ロ首脳会談の記事です。
1949年の毛沢東による中華人民共和国の成立と、台湾島で成立した蒋介石による中華民国との関係が理解できれば、下記の記事の背景も理解しやすいと思います。

「強制労働製品 EUが禁止へ」

本日の東京新聞夕刊に、欧州連合が強制労働によって作られた製品をEU市場で販売することを禁止する方針を提案したとの記事が掲載されていた。

授業の中でも取り上げていくが、EUと敵対関係にある中国・新疆ウイグル自治区での綿製品の強制労働を取り上げ、米国と一体となって中国に圧力をかけるのが狙いである。ウイグル自治区での民族絶滅のとんでもない行政府のやり口を知ると、こうした圧力は意味があると考える。

しかし、一方で児童労働の槍玉に挙げられているガーナやコートジボワールでのカカオ豆生産はどのように

がオランダやベルギー、ドイツ、フランスに輸出されているが、