日別アーカイブ: 2022年4月24日

「ロシア モルドバ侵攻示唆」

本日の東京新聞朝刊に、ロシアがウクライナの西側に位置するモルドバ侵攻の計画を持っているとの報道があった。モルドバといってもピンとこない生徒が大半であろう。ルーマニアの東側にある貧しい国である。一人あたりのGDPは4,523ドル(2020年:IMF)である。

ちなみに、ざっくり一人当たりのGDP(地理ではGNIも同じ)が10,000ドル以上の上流国が70カ国ほど、3,000ドル以上10,000ドル以下の中流国が70カ国ほど、3,000ドル以下が下国が60カ国ほどとなっている。下流国のうち10カ国ほどが1日2ドル以下の飢餓状態の最貧国となっている。モルドバ国の経済は中の下といったところか。

閑話休題。人口は246万人のうち大半がルーマニア系であるが、東部のドニエストル川流域はロシア系が多い。帝国書院の地図を確認してもらえれば一目瞭然だが、モルドバの東側にはロシア産の原油を輸送するパイプラインが設置されている。ロシア産の原油や天然ガスのパイプラインがあるところに、ロシアのスパイとロシア軍の活動ありとの法則に照らすと、モルドバ東部にロシア軍が展開することは明らかである。

 

小川〜寄居〜美里〜児玉〜神川ドライブ

文化系トークラジオLifeの過去放送分「いつの間にか消えたアレ。意外とまだあるアレ。」を聴きながら、小川町からぶらっとドライブを楽しんだ。
ハローページやFAX、ソニーが嫌ったmp3プレーヤーなど、ふと自分の学生時代を思い出す「いつの間にか消えたアレ」にまつわる蘊蓄が面白かった。
「自動車の不具合はリコールなのに、コンピュータの不具合はアップデートで済まされてしまう」という自動車会社の社員のコメントが紹介され、「電気自動車の不具合はどのように扱われるのか」という指摘は鋭かった。また、「引越し蕎麦」の本来の意味など勉強になった。


埼玉県大里郡寄居町と児玉郡美里町の間にある円良田湖


秩父鉄道の路線を走る石灰石輸送用貨車。鉄オタではないが、子どもが小さい頃に買ったDVDと全く同じ車両だったので興奮した。石灰石は国産100%の資源であり、秩父はかつて海の底であり、セメントの原料である良質な石灰岩の産出地として知られている。