曽田正人原作、丹沢まなぶ『シャカリキ!』(小学館文庫 2008)を読む。
1992年から95年まで『週刊少年チャンピオン』に連載された曽田正人原作のコミック『シャカリキ』と、2008年に公開された同名映画の脚本を原案として、新たに書き下ろされたノベライズ作品となっている。
『弱虫ペダル』によく似た設定で、高校1年生の「坂バカ」少年の超人的活躍で、高校の自転車競技部の大会でライバルを蹴散らして優勝するという、勝負と友情と奇跡の物語である。
漫画の方も映画の方も見たことないのだが、映像がない中で自転車競技を描くというのはやはり難しい。作品の流れとしてはいまいちであった。しかし、ロードレースの醍醐味がチームプレイにあるという点は良く伝わって来た。
『シャカリキ!』
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