月別アーカイブ: 2015年6月

『ウェブデザイナーになってよかった』

堀田理佳『ウェブデザイナーになってよかった—独立起業&ウェブサイト制作ドキュメント』(エムディエヌコーポレーション 2002)を読む。
大学で工業デザインの勉強をし、PARCOで宣伝部の仕事に携わっていた著者が、独立してウェブデザインの会社を立ち上げ、当時手探り状態であった企業のウェブサイト構築のプラットフォームを確立するに至る過程が綴られている。
いわゆるITバブルの流れに乗って生まれた会社であるが、クライアントとの綿密な打ち合わせや雑誌編集のノウハウを活かすなど、生き残り戦略をきちっとしている経営者の姿勢が伝わってくる。

 □ RaNa design associates, inc.(株式会社ラナデザインアソシエイツ)

『Fielder vol.11』

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『Fielder vol.11(サクラムック07)』(笠倉出版 2013)を読む。
「週末、自転車で旅に出る。」という特集タイトルに魅かれ手にとってみた。
詳しくは分からないが、アウトドア系の雑誌(ムック?)なので、自転車そのものよりも、自転車を活用した週末旅やキャンプの方がメインとなっている。
ジャイアントのツーリングバイク〔グレートジャーニー1〕で行くキャンプ風景の中に、自分自身がゆったりとコーヒーを味わっている姿を想像してにんまりとしてしまう。

『CYCLE SPORTS 2014年 07月号』

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『CYCLE SPORTS 2014年 07月号』(八重洲出版 2014/07)を読む。
「自分でコースを作ってもっと遠くへ行こう! “極上”ロングライドの作り方」という特集に惹かれ手にとってみた。
ルートラボの活用術や、荒川サイクリングコースの紹介、輪行のポイント、ロードバイクでの未舗装路の走行のコツなど、ちょうど今の私にぴったりの企画であった。
また、フレームのメーカーやディレイラーの型番なども少し分かるようになってきた。オタク度が向上したか。

中川ポタリング

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藤の牛島近くの養鶏場?

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中川沿いの風景

仕事から帰ってきて、3時過ぎから真ん中の子とふらふらとポタリングへ出かけた。
牛島球場や古利根川のサイクリングロードを走り、藤塚橋から中川沿いを走って帰ってきた。

春日部に越してきて20年近く経とうとしているが、改めて春日部市内を流れる中川の存在に気が付いた。
自転車に乗るようになって、車だと全く見過ごしてしまう川沿いの入り組んだ道や土手沿いの風景などが本当に楽しい。

思えば高校時代、学校帰りによく田んぼの中や全く知らない道を走っては、卒業後の生活に思いを馳せている自分がいた。
卒業後、自転車がスクーターになり、スクーターが400ccのバイクになり、オフロードバイクになり、やがて車へと変遷して行った。そして、自転車で知らない風景を彷徨い、我が身を振り返るという「遊び」を忘れた。

しかし、自分の原点は中学高校時代の自転車から見た風景への感動にあったのかもしれない。
高校時代、初めての経験するバイト先に向かうために、市内の鶴見川沿いを毎日10数キロ近く走った。
高校卒業後の展望が見えず、不安を忘れるために、遠い町までただひたすらペダルを漕ぎ続けた。
昔を振り返るのが嫌いな自分を、珍しく感傷的な態度にさせてしまうのも、自転車のなせる業だろうか。

『散歩自転車、旅自転車。」

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『散歩自転車、旅自転車。―出かける前より、元気になって帰ってこよう (エイムック (601)』(枻出版社 2002)を読む。
タイトルにある通り、近所のポタリングから日本一周のツーリングまで幅広いフィールドにおける自転車の活用術がまとめられている。
いつか日本一周の旅にでる際に参考にしたい。