忙殺される夏休みの僅かなすき間をぬって、赤城山、榛名高原へ出掛けた。うねうねした山道が続く恰好のドライブロードでツーリングを楽しむバイク乗りをたくさん見かけた。
堀淳一『消えた街道・鉄道を歩く地図の旅』(講談社+α新書 2003)を20ページだけ読む。
タイトル通り、旧中山道や鎌倉街道、旧足尾銅山鉱石搬出路など現在の地図からは消えてしまった古道や街道を実地に踏破した旅行記で、かなりのマニアックな内容となっている。どこどこを右折だの、この目印を過ぎて道なりに数キロなどの説明が延々と続き、途中で挫折した。これまたトレッキングバイクがあれば、すぐにでも旅立てるのにと思った。