ROADRIDER特別編集『バイクカタログ2007』(学習研究社 2006)をネットで注文して食い入るように見る。
妻に隠れて購入するとしたら何を買うのだろうか、もし2台買えるとしたら何と何をチョイスするか、はたまた子どもを後ろに乗せてツーリングに行くとしたらどのようなバイクが良いだろうかと、妄想を膨らませながら読む。しかし、どうしてもマニア的な視点で読んでしまうので、エンジンの形式やらトルクやら細かい数字に目が奪われてしまう。
月別アーカイブ: 2007年1月
『新しい歌をうたえ』
鈴木光司『新しい歌をうたえ』(新潮社 1997)を読む。
「受験チャレンジ」という高校1・2年生向けの雑誌に連載されていたコラムをまとめたもので、若者応援メッセージが多い。
勉強という面では空白の三年間。しかし、ひとつのこと(音楽活動)に熱中したという思い出や経験は十分に残った。同時に、何度思い返してみても楽しいと言える高校生活と、その満足感が。
(中略)結果としてぼくはミュージシャンにはならなかった。しかし、三年間というもの、たったひとつのことに熱中し、エネルギーを傾けたという経験は、様々な局面で生きている。
もっとも無意味なのは、あちこちに手を出し、達成感を得られないまま、途中であきらめてしまうことだ。熟達するために地道な努力が要求されているものであれば、何に熱中しようと構わない。ただ、何の努力もなく手に入る快楽に夢中になるのだけはよしたほうがいいだろう。
何やら中学校の朝礼の校長の話のようだが、苦労して小説家という道にこだわり続けた鈴木氏の経歴に思いを馳せると、その言葉の意味は重くなる。そして最後に次のような言葉で締めくくる。何か私自身も身が締まる思いがする良い文章だ。
生き生きとして楽しく、自由で、後悔のない人生を送るために強調したいのは、
「少数派で行く勇気を持て」
ということである。
多数派に与しようと日々汲々と過ごす限り搾取の対象となって、人の尻を追いかけるだけで終わってしまう。流行の品を追い求めるためにいくらお金を遣ったか、考えてみればいい。それ以上に致命的なのはエネルギーの浪費だが。
さて、後悔のない人生を送るためのアドバイスとしてもうひとつだけ言っておきたい。「少数派で行け」というのもそうだが、それとセットにしてもうひとつモットーを掲げよう。
「若さだけで勝負するな」
これは効果てきめんである。若さを売り物にして、年上の人間に、「あんたの負けね」などとほざいていると、まず未来はないと思ってもらいたい。本当である。この手のタイプで成功する人間はいない。
若さだけを武器にしていると、将来の自分にとって本当の武器になるキャラクターを身につける努力を怠り、気がついたら年だけとっていたっていうことになりかねない。勝ちは一瞬、その後はすべて負けの側に回ることになる。
年を取るということは何も怖いことではない。ぼく自身、若かった高校や大学の頃よりも今のほうが何倍も楽しいし、自由だ。やはり、少数派でいることを怖がらず、若さだけを武器にしてこなかったからだろうと、密かに自負している。
社会福祉学
正月休みに入って少しずつ勉強のペースが上ってきた。
昨年の末に社会学、心理学、介護概論の全体像を押さえ、昨日からは公的扶助論、社会保障論、児童福祉の過去問を解いている。社会福祉学は全体が一つの体系として繋がっているので、一度全体の形が見えてくると後の勉強は楽である。
今日は家族を連れて春日部市内にある八幡神社へ出掛けた。とりあえずというか一番大切な「交通安全」を祈願してきた。ハンドルを握る以上、気の緩みは禁物である。ただでさえ私は考え事をしてぼーっとすることが多いので気をつけたい。
と同時に、来月車検を迎えるミラージュをどうしようか迷っている。社会人になって初めて買った車で大変気に入っており、7年超えた現在でも絶好調なのだが、3ドアであるため、チャイルドシートを取り付けることができず面倒な思いをしている。子どもがこの先一人であることが確定しているならば、妻の4ドア(これまた厄介である)のワゴンRで事足りるのであるが、こればかりは何とも言えず困っている。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます
今年の元日は、今月末に控えた社会福祉士の国家試験の勉強でスタートしました。昨年は子供の誕生を控え落ち着かない中、大学の社会福祉士養成課程の現場実習から一年が始まりました。
今年は、3年間に亙った教育・福祉を巡る勉強や資格取得、実地の経験に一先ず区切りを付け、新しいことに挑戦してみたいと感じています。といっても、試験が無事終了し、スタート地点に立たないことには次に進めません。まずはスタート地点まで「猪突猛進」でしょうか。